2016年4月23日土曜日

流し掛けに魅せられて

鈴木仁の流し掛けへの関わり、想い

遊々クラブ5年目に発起人菱山氏の計らいで
益子の濱田窯に見学に伺いました。
濱田庄司の次男濱田晋作さんとアポイントメントもあり
陶芸を知る有意義な一時でした。
平成15年11月のことです。
流し掛けの技法を初めて目にした時でした。




晋作さんを囲んで



足轆轤の体験


平成22年1月
笠間陶芸美術館で「人間国宝 濱田庄司展」があり、
その関連のワークショップ
「掛け流し-0年+15秒-の体験」
に参加
(詳細は2010年2月4日の本ブログにあります)




先生の所作を見つめる森田さん

実践中の増田さん


元会員栗原さんの満面の(^_^)


大津廣司先生を囲んで

秞掛けの技法の一つの流し掛け
15秒で出来の決まる技
4月の作品


これからも励んでいきたい思っています。

平成28年4月の作品です

花見を楽しみ、若葉の緑が眩しい季節になってきました。

遊々クラブの面々の新しい表現が続きます

君島さん
水墨画を嗜む君島さん。その道具の一つの水滴の製作です。
形、色合いも楽しいです。

森田さん
孫のおままごとセットの製作、型作りです。
ぐい呑みにも使えそうです。

富岡さん
孫の節句、兜造りです。
精巧です。

私(鈴木)は、
スポイト流し掛けの挑戦が続く
カメラ用ブロウアー(百均で購入)を使ってみた、
口がやや大きく太めの流し掛けが可能になった。

窯入れ:4月17日(日)
窯出し:4月20日(水)

小窯 素焼き   大窯 本焼き
です。

素焼き窯入れ

本焼き窯入れ

素焼き窯出し

本焼き窯出し
程よい空気の流れを期待して
最上部の作品の上に棚板をもうけた方が
良さそうです。
富岡さん左棚、私の右棚の作品
釉薬の色合いに難があった。
次回、窯入れ時注意!

窯出し風景-1

窯出し風景-2

君島さんの作品
水墨画で使う「水滴」たち

絵付けがかわいい


一滴二滴という世界を感じる造形ですね

富岡さんの作品
兜がひかります

形、色遊んでます
素敵ですね
釉薬:黒天目ベースの赤結晶、蕎吹付かな

兜づくり
お見事です

刷毛使い妙です

新たな試み

織部一色

森田さんの作品
おままごとセット
飲み比べセットにも活用できますね

見込:撥水剤で模様付け



土:近江グレイ
釉薬:ベース、藁白 縁、銅緑

私(鈴木)の作品
スポイトによる流し掛けの習作です
もっとあらく、線を太くし、余白を楽しむほうが良さそうです

小皿
土:信楽赤2号
釉薬:黒天目ベース、蕎流し掛け
スポイト陶芸用 口細い
釉薬飛びあり 窯位置の関係か

汁物不可ではと妻の評判あがらず

小皿
土:信楽黒土
釉薬:織部ベース、藁白流し掛け
スポイト百均のもの 線が太い

妻の評価:汁物不可 同上

刺身皿
百均スポイト 口太め
製作中に遊びに来てくれた水泳仲間に進呈
使い勝手、食卓の雰囲気はいかに

サンマ皿
百均スポイト 口太め
汁がこぼれないように粘土製作時、
中央部をサンダーで削る
一細工